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日記・一般  |札幌市中央区

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2004年07月13日

善福寺公園に航くんとカブトムシを採りに出掛ける

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今日は昨日電話で約束していた航くんと一緒に、カブトムシを取りに行くことになった。航くんは本宿小学校の3年生の男の子である。去年は私が航くんを誘って善福寺にカブトムシ採りに行ったのだが、むかしの思い出を辿って案内したところにはカブトムシの影も無く、収穫がなかったのである。
航くんは昆虫図鑑を持参してきていて、今度は僕がカブトムシの採り方を案内するという。その本にいろいろくわしく書いてあって航くんの夢は膨らんでいるのである。

善福寺公園の管理事務所に聞いていた5月5日のカブトムシの幼虫頒布会には、大雨が降っていかれなかった。翌6日の月曜日は、航くんが学校に行っていたので私一人で善福寺公園の管理事務所に行き、カブトムシの幼虫を2匹貰ってきた。その虫かごは航くんのところのデッキにおいてあるが、まだカブトムシは生まれてきていない。

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本宿小学校の正門の前の道を真っすぐに北上すると、天徳湯の脇を通って女子大通りにでる。4つ角の信号を渡って東京女子大の柵に沿ってなお北上すると善福寺下池の入り口の坂に到達する。坂を下れば下池の青々とした葦が見えてくる。トウカエデ、メタセコイアの木々の下をくぐって池を左に回ると、エンジュの広場が見えてくる。

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下池の周辺には、カブトムシが好んで集まるクヌギやナラの木はない。トチノキ、ケヤキの下を通ってバス通りにでて信号を渡ると上池の領域に入る。上池の左にクヌギ林があるので一回りしてみたが、樹齢数十年の大木なので樹液も枯れ、根元の気配も枯れていてカブトムシの潜っている様子はなかった。
航くんは昆虫図鑑を読みながらカブトムシを探す方法を熱心に説明してくれるのだが、対象になるクヌギの木が大きすぎてカブトムシを呼び寄せていないのであるから、残念ながら打つ手は無かった。私にもどうしようもない。
さらに歩いていくとクヌギ林が現れてくる。ここもクヌギの大木で木の下にはベンチなどが置かれている広場になっていて、カブトムシの近寄っている気配はここにもない。
ベンチで一休みして持参したボトルからお茶と水を飲んだ。つづいて善福寺池の水源「遅の井」の山手にあるクヌギ林の中を歩く。ここもクヌギの大木で、根回りにもカブトムシの潜っている気配はなく、樹液も見当たらない。
上池の一番奥の広場を回って善福寺公園管理事務所に寄ってみる。所長さんがにこにこ出てこられ、航くんと話をした。今年はもうカブトムシ採りの子供たちが来て、あちこち掘っていったそうである。子供さん達の採りすぎでカブトムシもいなくなっている、と嘆かれていた。
管理事務所の道を隔てた裏山に登ってみた。去年も登ったクヌギ林であるが、ここもクヌギの大木ばかりで、すでに根の周りは掘り起こされているうえ、蚊が非常に多いところである。一回りして根回りにもあたってみたがカブトムシのいる気配はここでもなかった。
また善福寺池に戻って桜の木の下のベンチで持参のボトルからお茶と水を飲んだ。そばにあった嫁菜の葉を揉んで蚊に刺されたところに緑色の液を付けた。すぐに痒みは消えたが、しばらくすると元に戻る。何回かつけつづけなければならない。本当はヨモギの葉が一番飯野だが、この辺りには見当たらない。よくみると、オオバコの群れがひっそりと生えていた。

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バス通りを渡って下池を左に周り、善福寺池の始まりの橋から真っすぐに南下する。いくつか道を超えるとやがて通称丹波通り、現況女子大通りに到達する。ちょうどその時間なのか女子大生で道は埋まっている。みな西荻窪駅に向かっているが、知らなければ、東京女子大の学生さんたちとは思えない賑やかな服装の女性たちで、あふれているのである。

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航くんと一緒に、私たちも女子大生に混じって西荻窪駅に向かった。じつは私がアイスクリームが食べたくなっていたからである。女子大生達と一緒にスーパー西友に入った。彼女達はここを通り抜けて西荻窪駅に入っていくのである。航くんと私は、途中アイスクリームが置いてあるところで停まり、航くんに”どれか選んで”といった。航くんが選んだのはアイスクリームではなく、紙のコップに入ったアイスボックスであった。私は始めて見るのだが一緒に食べることにした。グレープフルーツ味の小さな氷の固まりがたくさん入っていて、航くんは好きだそうである。一緒になめながら帰路についたが、冷たくてとてもおいしい。今日も何事もなく無事に散歩を終えられたことを、西の空に向かって感謝した。

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Posted by koji at 21:26│Comments(0)散歩
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